淡路に川長あり

日本古代から平安まで、贄(にえ)の貢進国として、皇室・朝廷に穀物以外の海産物を中心とした御食料を貢いだと言われるほど、淡路島では恵まれた食材がございます。 古代から現代まで食を通じ、人を魅了してきた淡路。料理自慢の料理旅館『川長』へお越しいただき、淡路の味をご堪能ください。

おいしさいっぱい、笑顔いっぱい、淡路の海の幸、山の幸

元祖 俺のたこ料理

川長の『蛸料理』は、一味違う!!

四代目店主は、とあるきっかけで地元の蛸に出逢い、「これぞ俺が追求すべき食材、この地にあったのだ」とその魅力に気づきました。それから20年もの歳月をかけ、日本全国のたこ料理を食べ歩き、研究に研究を重ね、究極のたこ料理を完成させました。素材はもちろん、仕込みから調味料までこだわり抜いております。四代目のポリシーは、「正直、大変な手間がかかる。だからこそ、手を掛けた分だけ旨くなる。」

みなさまに淡路にお越しいただき、ぜひこの“川長”自慢のたこ料理を召し上がっていただきたく存じます。

西浦の蛸天与の恵み

淡路島西浦産のたこは餌が豊富で旨味豊かで、味が凝縮されています。噛めば噛むほど口の中にたこの旨味が広がり、一品一品違った味わいや食感を楽しんでいただけます。

淡路島の郷土料理宝楽焼き

宝楽焼きとは、奈良時代に大和の宮人が淡路島の三原地域に狩りに出た際、海女が海の幸を焼き石に乗せて野焼きにして出したのが始まりとされております。

当館では陶板鍋に新鮮な鳴門鯛やさざえやエビを入れて、蒸し焼きにすることで、素材の旨味・香りを逃がさないように調理致します。

宝楽焼きは蓋を開けた時に、魚介の香りが一気に立ち上る湯気と同時に充ちあふれ、豪快に横たわる鳴門鯛や貝にエビが堂々と登場!!見た目でテンションが一気に上がり、口に運ぶまでのワクワク感がたまりません。蒸し焼きにしてるので、身はしっとりとしていて、ほくほくで柔らかく、口の中で旨味が広がり続けお箸が止まりませんよ。

夏の淡路を彩る 鱧料理

淡路では、梅雨明けから8月にかけ鱧が美味しくなる季節。夏になると京都の料亭などに出されている鱧は、実は淡路産が有名なのです。そんな淡路が誇る鱧料理を、ぜひ地元の川長で味わってください。

胴太で皮が薄く、程よく脂がのり、プリッと弾力のある身がたまらない淡路の鱧。手間ひまかけて作り上げた琥珀色の出汁で食べる『鱧すき』は格別です。そのほか、『鱧天婦羅』や『湯引きの梅肉添え』など、旬の鱧をふんだんに使った絶品の鱧料理を味わいに、夏の淡路へお越しください。

とろける甘さ春を告げる五色の名魚 鰆 ~さわら

高値で取引される魚とあって、春になると、漁師たちは我先にと沖へ繰り出し、海を賑わせます。豊漁の時は、大漁旗を潮風に靡かせ、港に戻ってきておりました。

そんな鰆は、さっぱりした中にも甘さがあり、新鮮なほど身が柔らかく、中トロのようにとろける逸品。素材の美味しさを活かしながら、丁寧に仕立てていきます。

美味いっ!その一言のために淡路三年とらふぐ

淡路の三年とらふぐは、淡路の冬を代表する最高の食材です。全国で養殖されているとらふぐはおよそ2年育てて販売ですが、淡路の三年とらふぐはさらに一年、じっくり手塩にかけて育てています。とらふぐはデリケートで養殖が難しいと言われている魚ですが、三年かけて育てるふぐは、全国でも評判です。三年物はやはり旨味が違います。育った期間が長い分、身が芳醇で旨味深い。冬の淡路旅行なら是非ご賞味ください。

ふぐ料理 フルコース